昨晩。ALOHAの中ではちょっとしたドラマが繰り広げられていました笑
前回ブログで他店をディスった罰があたったのかもしれません。
クメール正月前にどうしても仕上げたい仕事があって根を詰めていた私…。
正直、睡眠もろくにとっておりませんでした。
午後から「ちょっと熱っぽいな~」と感じて、常備薬を服用。
夜の営業、最後のお客様が帰って、「ホットジンジャー」でも飲もうと
お湯をレンジにかける。。。
ガシャーン。
どこにぶつけたわけでもないのに割れたんですよね。。。カップが。。。
もう一回温めようと、違うカップを手に取るも
ガシャーン。again
どこにぶつけたわけでもないのに、また割れたんですよね。。。カップが。。。
閉店作業を必死にしているスタッフの仕事を増やしてしまい、
「ソムトー、ソムトー」と言うんですが。。。
あれ・・・?なんだか呂律が回らない。。。
呑もうとしたホットジンジャーが口からあふれ出て咽る。
なにかがおかしい。
またスタッフに「ごめんね」と言おうとするんですが、
やっぱりなんだかうまく言葉が出てこない。。。
とりあえず筆談することにしました。
「なんでだかわからないんだけど、言葉がうまく話せない。でも、マジでごめん。」
すると右腕シニンちゃん「オヤカタサマ!!!顔が!!!顔が変です!!!!!!」
知ってるよ!いつものことじゃいっ!!!! てのは置いとき。
シニンちゃんのリアクションも見てなんとなくピンときたんですよね。
「あれ?これ、半身麻痺してないか?」と
「もしやタケシみたいになってるんじゃないか」と。。。
きっとカップを持った手にも力が入っていなかったんでしょう。
「今からすぐ病院に行きましょう」と、泣きそうな顔で懇願するスタッフ。
いや~、でもこの時間日系の病院開いてないしさ。。大体いくらかかるか分からんもん。
「おっはにゃはー!あい ふろみふ あい ごー ふぉふふぃはふ ふもふぉぉー もーにんぐ!」
(No problem! I promise I go hospital tomorrow morning!)
と言い聞かせるんですが、今度は
「私達と一緒に寝て下さい!夜中に何かあったらどうするんですか!!!」と懇願される。。。
えー、面倒くさいし一人が楽やわー。
とりあえず、なにかあったらすぐに携帯を鳴らすね!と約束をし部屋に戻りました。
スタッフの前では平然を装ってはみたものの、これはさすがにただことじゃないぞ!と焦った私
「呂律が回らない」 「顔面麻痺」 でググると 出るわ。出るわ。。恐ろしいワード。
「脳梗塞・脳卒中・脳腫瘍・くも膜下出血」
なんか、スタッフの慌てようも尋常じゃなかったし、
「私死ぬのかなww」って軽く思いました。
さすがにいきなり私が死んだらあいつら困るだろう。給料日前だし。。
意識が無くなってからじゃ遅い。寝る前に奴らを守らねば!
というわけで
遺書を書いてみた。
まず、なにより大事なのは店の処遇ですよね。
↑もう少しまともに書きました
・店の権利および全てのビジネスの経営権は、右腕シニンちゃんがイヤでなければ、すべて彼女に任せる。
・私のカンボジア及び日本での私財一切は適当に売り払ってもらって店の補填に充てる
で、とりあえず住所と家の鍵など貴重品をまとめる。
次に一応友人に連絡
・まず近所の人に「明日の朝も喋れなかったら保険会社に連絡をお願いしたい」という旨。
・ちょっとヤヴァそうなので、なにかあったら私の日本用/カンボジア用両方のFBページにお知らせしてくれとww
ちょっぴり泣きながらそんな書き置きをし、歯でも磨こうかと部屋を出ると、
右腕ちゃんシニンとかき氷娘ロビが、まだ泣きそうな顔をしながら廊下のところにいました。
やっべぇ。まさか目の前にいると思わなかったから、私も涙でびっしょびしょです。
ロビもらい泣き始めるし。。
「とにかく大丈夫だから心配すんなって~!明日の朝病院に行くからよっ!」
あれ???なんか普通にしゃべれる!!!!!!!
さっきまで全然スムーズにしゃべれなかったのが、ものの数十分でまた喋れるようになりました笑
なんか心配し過ぎたかね。。。
とりあえず、「店のことは書置きしといたから、仮に私に何かあっても心配すんな!」と伝えておきました。
そのまま三人抱き合って号泣wwwwwwwwwww
「なにかあったらすぐに連絡くださいね!」というスタッフに部屋の鍵を渡し、
「また明日ね!」と言って部屋に戻りました。
こんな時、スタッフが住み込みしていてくれてよかったなって改めて実感しますね。
「死ぬまでににしたい●●なこと!」とかってよく聞くけど、
「実際私このまま目が覚めなかったら何をしよう。何がやり残したことか」って土壇場になると、そんなに浮かんでこないものですね笑
ただ、完全に一人でやっている自営業だと、仮に自分に何かあった時のために覚書だけは用意しといたほうがいいなと。。。
とりあえず、今はスタッフとお客さんに迷惑だけかけなきゃいいや~。
改めてこういうシチュエーションになって、ちゃんと書置きはしておこうと思ったので、
後日きちんと書面に書き残しておきたいと思います。
こんな土地柄、病気以外でもいつ何時何が起こるか分からないですしね!
このブログを読んだあなたも私の遺志の証人ですよ!笑
あとは、最期の時くらいは幸せに迎えたいので大好きなあの人の曲を流しながら眠りにつきました。